CHAT-log 101015

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#8



01:52:03
フラッシュ@怜真様 [1/2]


だからよ、何でお前ってやつはそこまで我慢し続けちまうんだ…?」

涙を零してうつむくコイツに溜息混じりの皮肉をふっかける。反応は、無い。
どうもコイツはあまりよろしくない癖がある。
自分を、甘やかさない…いや、甘やかす方法を知らないみたいだった。

職場で筋違いの攻撃を喰らい続けているのは知ってた。
何度も辞めてしまえばいいと、手を差し出した。
なのに、こいつは振り払った。

『自分が悪いから、時間が立てば変わるかもしれないから』

そうして、何が変わっただろうか。
コイツの心が限界にまで来ちまった、どうしようもない救いようのない展開しかこなかったじゃねぇか。

01:52:15
フラッシュ@怜真様 [2/2]


怜真 「なぁ。なんでそんなに自分ばかり大事に出来ない?お前はもう少し、自分で自分を大事にするべきだぜ?」
「……」
「…最後に自分を助けてやれるのは、博士や、みんなや、オレじゃない。お前自身だぞ?」

コイツの嗚咽が更に強くなった。
抱きしめてやりたいのに、オレは、そうする事を許さなかった。
なぁ。お前がちゃんと自分を解放してやれたらよ…。そしたら、「よくやったな」って褒めてやるからよ。
だから、今は全部涙で流しちまえ…



End.





01:52:31 ゆう !!!!!!!!!!
01:52:39 konazato★ わっほい!!!!
01:52:44 奏藍 !!<●><●>
01:53:19 konazato★ いいな、ふらっすって励ますポジっぽいよね!!!怜真様乙です…!っ]E[
01:53:27 gla え、ちょ。ごめん、まじでちょっと涙でてきた。
01:53:45 aki フラッシュさんイケメンすぐる。。。おつですッ!
01:54:20 風霧 隊長ーーーーーー!!!!
(ノ_・。)

01:54:40 怜真 ]E[ありがとう!>コナさん え!?泣かせてごめんねごめんねー!!!>ぐらさん
01:54:42 太刀岡 乙です姉さんっ っ]E[
01:54:43 ゆう glaさんこれで涙を拭いて! つ隊長のパンツ
  :
01:55:04 奏藍 隊長……!(´;ω;`)まじイケメンっす!
01:55:04 風霧 素敵な隊長を、ご馳走様でした。]E[>怜真さん
01:55:29 怜真 マジですか、奇遇ですね私もですよ…
01:55:46 風霧 パンツですかwww>ゆうさん

01:57:01 風霧 隊長は今すぐ怜真さんとglaさんを頭撫で撫でするべきです。
01:57:14 gla しかもフラッシュ!!怜真さん、めっちゃGJです!!(´;ω;`)
  :
01:57:29 太刀岡 むしろぎゅっとするべき<隊長は〜
  :
01:58:05 風霧 寧ろお嫁にしなさい<隊長
01:58:11 konazato★ ところで私ものっけていいかな?SS
01:58:25 怜真 フラッシュ>gla…あんま我慢すんじゃねえぞ?吐きたい時には吐いた方がいい(はぐはぐなでなで)
01:58:30 aki SS ktkr
01:58:35 奏藍 コナさんのSS……ですと……!?<●><●>

01:58:39 gla …!!!!!
01:58:41 konazato★ 500文字(私の中の縛り)オーバーなんですけど…
01:58:44 怜真 コナさんの空襲ktkr!
01:58:44 太刀岡 wktk(・∀・)
01:58:51 konazato★ 2分割しまつ
01:58:59 *info* ブルースお兄さまも閲覧中です。
01:59:06 konazato★ ブルースさん召喚だ!!!
01:59:14 風霧 A(*´∀`*)Aはい!!>konazatoさん




01:59:20
ブルース@konazato 「形のない関係と後悔」[1/2]


彼女は、俺がここに来ると目敏く見つけて、呼びもしないのに寄って来る。
そして挨拶だけをすると、どこに行って来たのか、何をしてきたのか、根掘り葉掘りと聞いてくる。
毎回それの繰り返しだったから、俺は戻る前に思い起こす作業をしなければならない。
……手間が掛かる。何のためにこの研究所へ来ているのか。
動力源のメンテナンスとエネルギーの補充――のはずが、こんなことに比重が傾いている。

今日も、そんな事になるんだと見当を付けて来ていた。しかし――
「――シャドーさんっていってね、誰に作られたかは秘密で教えてくれないんですよ」
彼女から話をされ、切れ間もない。
「それでね、話を聞いていると何年も一人で居たみたいで…」
……誰だ、そいつは。
「とにかく、不思議な格好と雰囲気なんですよ。こう…オリエンタルで、ご飯もライスの炊き方とミソスープの作り方しか知らないの」
楽しそうに話す姿。思い出すように空を眺めるその瞳。
違ったのか?……誰でも、よかったのか?


01:59:20
ブルース@konazato 「形のない関係と後悔」[2/2]


「……もういい」
「え?」
俺はただの招かれざる来訪者で、あの子は悪の根城に好き好んで軟禁されている愚かな少女で、それ以上でもそれ以下でもなかった。
彼女が俺に寄って来るのは、単に外部の存在――外の世界を知るロボットが珍しいからで、俺でなければいけない理由など無かったのだ。

「今日はもう、行っちゃうんですか?」
「……」
「あ、ぶ…ブルースさん!」
窓の縁から、壁を大きく蹴って、地へ降りた。
駆ける。駆ける。フルパワーのエネルギー。配分も考えられない。物事の優先順位は、この少女によって狂わされたきたのだ。何度も、何度も。
マフラーなんかを、纏わなければよかった。黄色の布地を乱暴に引いて、芝の上に抛る。
……この瞳が――彼女に見えないようになっていた事だけが、俺の救いだった。

※「実家〜シリーズ・sideDRN.000準拠」という前置きをわすれました…





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